4Kマルチフォーマットコンバータ VC4000
動き補償による高画質変換。4K変換時のHDサイマル出力が可能
| 概要
異なるフレームレートへの4K、HDTVテレビ方式変換において、動きの速い映像でも動きベクトルを用いた高精度の動き補償技術により動画 解像度の劣化やジャーキネスの発生を最小限に抑えることができるテレビ方式変換装置です。 クロス・アップ・ダウンコンバート、4K/HDサイマル出力に対応しています。
| 特長
■動きベクトルを用いた高精度な動き補償技術により、フレームレート変換における動画解像度の劣化や ジャーキネスの発生を最小限に抑制
■低遅延のリアルタイム変換
■4Kは12G-SDI (TypeⅠ)、3G-Quad (Square/2SI、Level-A/B)対応
■4K⇒4K、4K⇒HD、HD⇒4K、HD⇒HD、SD⇒HDのフレームレート変換
■4K⇒4K変換モード時は、4K出力とダウンコンしたHDをサイマル出力可能
■4K⇒HD、HD⇒4K、HD⇒HD、SD⇒HD変換は独立2系統の異種方式変換が可能
■4K構造変換 (12G-SDI⇔3G-Quad、Square⇔2SI、Level-A⇔B)対応
■HDR⇔SDR変換機能
■Rec. ITU-R BT.709⇔BT.2020 カラースペース変換機能
■エンベデッドオーディオ 48kHz、24bit、16チャンネル対応
■音声チャンネルマッピング機能
■Webリモート操作
■2重化電源
| テレビ方式変換対応表
| フレームレート変換例
| 外観
| 主な仕様
映像入出力 | |
TV方式 | 3840×2160p 59.94Hz:12G-SDIまたは3G-Quad 3840×2160p 50Hz:12G-SDIまたは3G-Quad 3840×2160p 50Hz:12G-SDIまたは3G-Quad 1920×1080i 59.94Hz:HD-SDI 1920×1080i 50Hz:HD-SDI 1280×720p 59.94Hz:HD-SDI(入力のみ) 1280×720p 50Hz:HD-SDI(入力のみ) 720×576i 50Hz:SD-SDI(入力のみ) |
SDI形式 | 12G-SDI:TypeⅠ、4:2:2 10bit 3G-Quad:Square/2SI、Level-A/Level-B、4:2:2 10bit HD-SDI:4:2:2 10bit SD-SDI:4:2:2 10bit |
動作モード | 4K to 4K:4K⇒4K変換時に使用するモード 2 Conversion:4K⇒HD、HD⇒4K、HD⇒HD、SD⇒HD変換時に使用するモード LINE1とLINE2で独立した2系統の異種方式変換が可能 |
映像入力 | 4K to 4K:LINE1 1系統 75Ω 2 Conversion :LINE1 1系統 75Ω LINE2 1系統 75Ω |
映像出力 | 4K to 4K:LINE1-OUT1 4K固定 1系統 75Ω 12G-SDIは4分配出力 LINE1-OUT2 4K/HD選択 1系統 75Ω 12G-SDI/HD-SDIは4分配出力 2 Conversion:LINE1 1系統 75Ω 12G-SDI/HD-SDIは4分配出力 LINE2 1系統 75Ω 12G-SDI/HD-SDIは4分配出力 |
音声入出力 | |
エンベデッド音声 | 48kHz(映像同期)24bit 16ch |
音声機能 | チャンネルマッピング、ディレー調整(0~350msec) |
リファレンス入力 | |
同期入力 | BNC 2系統 75Ω (LINE1/LINE2で個別選択が可能) |
信号規格 | ブラックバースト(BB)、または3値SYNC 自動認識 |
ブラックバースト入力 | 525:286mVp-p±6dB以内 625:300mVp-p±6dB以内 |
3値SYNC入力 | ±300mVp-p±6dB以内 |
その他 | |
4Kデータ構造変換 | 12G-SDI⇔3G-Quad変換、SQD⇔2SI変換、Level-A⇔Level-B変換 |
HDR変換 | HDR⇔SDR変換 |
カラースペース変換 | Rec. ITU-R BT.709⇔BT.2020変換 |
タイムコード | ATC-LTC、ATC-VITC(SMPTE ST 12M) |
LAN (Web/SNMP) | RJ-45 10/100 BASE-T 1系統 |
一般仕様 | |
外形寸法 | 426(W)×132(H)×540(D) mm ラックマウント金具、突起部含まず |
電源 | AC100V~240V 50Hz/60Hz |
*デザイン・仕様は予告なく変更することがあります。記載の名称は各メーカーの商標または登録商標です。