概要

DU-183Mは、ARIB STD-B39で規定されている放送局間制御信号に、オプションとして規定されている誤り訂正符号を付加する装置です。 入力されたSDI信号に多重された放送局間制御信号を検出し、誤り訂正パリティワードを計算・付加し、ヘッダーワードの誤り訂正識別子を“誤り訂正＝あり”とします。これ以外の、放送局間制御信号の内容は、CS（チェックサムワード）を除いて、一切変更されません。

特長

放送局間制御信号の検出

ARIB TR-B23に規定されている補助データパケット位置（20および583ラインの０ワード目から）について、検出処理を行います。 放送局間制御信号の検出は、ADF(補助データフラグ)、DID(データ識別ワード)、SDID(第2識別ワード)の全てが一致した場合に、放送局間制御信号＝ありと判断します。

誤り訂正符号の検出

ヘッダーワードに含まれる“誤り訂正識別子”により、誤り訂正符号のあり/なしを判断します。

誤り訂正符号付加モード

3ポジションのスイッチで、誤り訂正符号の付加モードが選択できます。
上書き　：　無条件に上書きします。
自動　　：　入力信号の状態により、 自動的に付加制御を行ないます。
スルー　：　入力信号をそのまま出力します。

ブロック図

DU-100筐体搭載可能数

仕様

*デザイン・仕様は予告なく変更することがあります。記載の名称は各メーカーの商標または登録商標です。