スカパーJSAT株式会社 様

HD/SD 放送局間制御信号エンコーダ/デコーダ DU-182M 導入事例

局間制御信号のインサート・デコード。 プラットフォームへの映像送り、ライブ映像受けにも運用


DU-182Mを導入いただきました、スカパーJSAT株式会社様に導入に至る経緯や、実際に運用された後の
ご感想などを伺いました。

運用場所

プレイアウトマスター設備で使用しています。
ベースバンド信号にARIB STD-B39規格に沿った映像画角、音声モードの情報をベースバンド信号にインサートすることが目的です。
またライブ放送時に遠隔でのアンタイムテイクを行うためのQ1トリガー信号のインサートとデコードでも使用しております。

導入に至る経緯や意図

この機器を導入する以前にも他社製のVANCインサーターを使用しておりましたが大きさが6U有り、多チャンネルのプレイアウト設備で使用するには大きすぎました。そこで1Uのサイズで同様の機能を有し、またインサーターだけで無く、デコーダーとしても使用できるVANCインサーター/デコーダーの開発をアサカに依頼し導入しました。

導入後の感想

導入して以来、大きなトラブルはありません。また細かな要望にも即座に対応してもらえ大変助かっています。 画角、音声モード、Q1トリガーそれぞれ入力信号に各情報がすでに重畳されている場合でもスルーできる機能もあり、状況により設定を細かに変える事ができるので、重宝して使用してます。


  
運用イメージ

DU-182Mのインサーターとしての運用としてはプレイアウトマスター設備にて、プレイリストに沿って上位のAutomaitonよりイベント毎に 画角、音声モードを接点制御し、送出のベースバンド信号に重畳して各プラットフォーム会社へ送出しております。 またデコーダーとしてはLive放送などで、Live会場や遠隔SUBからアンタイムテイクを行いQ1トリガー情報をベースバンド信号に載せ回線経由でプレイアウトマスターへ送ります。 プレイアウトマスター設備にて信号を受け取り、DU-182M(デコードモード)でデコード処理を行いLiveソースからCMなどのサーバーソースへの切替を行います。



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